Humanities Data in R 1st ed. 2015(Quantitative Methods in the Humanities and Social Sciences) H 213 p. 15

著者：Arnold, Taylor/Tilton, Lauren

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内容の説明

ネットワーク、テキスト、地理空間データ、画像といった人文科学に応用できる4つの中心的な解析領域において、読者がR言語を使用できるよう導く先駆的な一冊。また、量的な方法と質的な方法、個の作業と共同作業、人文科学者と社会科学者をつなぐ懸け橋になることをも目指している。 本書はプログラミングの経験のある者を前提としていない。 前半の章ではR言語のセットアップから探索的データ解析（連続データとカテゴリカルデータ、多変量解析、美しさと利便性を重視した高度なグラフィックス）を紹介。続いて、ネットワーク、地理空間データ、画像データ、自然言語処理（NLP）、テキスト解析についてそれぞれ章を設けた。 各章は事例に基づいており、読者が躊躇なく新たなツールを研究に取り入れられるようにした。すべてが実践に基づいており、ネットワークは米連邦最高裁の判決を用いて説明し、コナン・ドイルの短編小説にはlow-level NLP法を使用している。提示データ、コード、書籍ウェブサイトを用いて例題に取り組むことで、新たな方法を研究に取り入れる準備が整う。 オープンソースであるR言語は、数多くのパッケージと、科学や社会科学で支持されており、人文科学データには最適である。付録でもRパッケージが強調されている。 本書はデータが取りうる形式とそれが示す情報に関し、拡張概念を用いており、この手法は人文科学の授業や独習のみならず、言語学、人類学、政治学にも応用できる。授業以外にも、人文科学とコンピュータ処理の交差は、特に記録保管所、博物館、図書館での研究や新たな普及方法にも関係している。

登録情報

商品コード：1017967002
出版社: Springer International Publishing
出版年月: 2015/10
ISBN-10: 3319207016
ISBN-13: 978-3-319-20701-8
出版国: スイス
装丁: hardcover/Geb./rel.
媒体: 冊子
ページ数: XIII, 211 p.
ジャンル: 人文科学一般