Quantum Phases of Matter
[著者]Subir Sachdev
[出版社] Cambridge University Press
[出版年月日] 2023/04
[ISBN-13] 978-1-009-21269-4
[出版国] イギリス
[装丁] hardcover
[媒体] 冊子
[ページ数] 450 p., 1 illus.
この現代的なテキストは、1980年代における量子ホール効果と高温超伝導の実験的発見に続く、量子物性物理学の目覚ましい発展についてまとめたものです。独立粒子記述に従う物質の相について考察した後、物質のもつれ相について分かりやすく統一的に説明します。エネルギーギャップを持つ最も単純な共鳴原子価結合絶縁体、Z2スピン液体を用いて、分数化と創発ゲージ場の概念について説明します。次に、実験的に重要な多種多様なギャップ状態を求めて、バンドトポロジーとパートンメソッドの概念を組み合わせます。金属中の磁性不純物に対する近藤効果の議論から始めて、相関金属状態についてまとめます。Sachdev-Ye-Kitaevモデルを用いて準粒子励起のない金属を紹介した後で、臨界フェルミ面とストレンジメタルについて論じます。多くの章末問題が読者の理解を手助けします。
〇本書は基本的な多体論から始まり、分数化と創発ゲージ場の形
式論を体系的に構築しています。
〇実験の調査から始まり、理論と観察との強い結びつきを維持し、
実験家にとって価値のあるテキストとなっています。
〇重要な概念の理解を深めるための章末問題を多数収録
ー 洞察力に富み、刺激的で、思慮に満ちたテキスト:サチデフの語りを通じて、彼の知的動機が、周知の量子物質および素子の実験で観察された、一連の驚くべき創発現象と結びつけられます。有効場の理論に基づいて体系的かつ統一的な視点から最新の話題を探求します。それぞれの変換の物理的な意味を学生や専門家に分かりやすく示す直感的なガイダンスが、導出によって豊富に提供されます。物性理論における現代の最も興味深い発展の多くを支える知的枠組みを、この著者は広範囲に取り上げています。 'Steven Kivelson, Stanford University ー
特価の設定はございません。
大学生協洋書オンラインストア上でログイン前に表示されている価格はデフォルトの価格で
実際の店舗での販売価格と異なる場合がございます。組合員価格はログインしてご確認いただくか、大学生協各店舗へお問い合わせください。
ご注文はログイン上、下記URLよりどうぞ↓
https://yosho.univcoop.jp/BookShop/Book/Detail?icd=1035194388&isbn=978-1-009-21269-4