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アカデ1320 ローマ帝国の考古学必携「海外手配」
開催期間:2024/11/25~2025/03/31
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紀元前44年から紀元337年までのローマ帝国の考古学的証拠を探求した、他に類を見ないレファレンスです。 本書では、著名な学者であり考古学者であるバーバラ・バレル教授が、ローマ帝国の人々、制度、およびその遺物について幅広い視点から議論を行っています。本書は2部構成になっており、帝国全体に影響を及ぼした「統一的な要因」、その制度、プロセスに焦点を当てることから始まります。そしてUSLA(University of California, Los Angeleカリフォルニア大学ロサンゼルス校)の古代史研究家グレッグ・ウルフ教授とロナルド・J・メラー教授による本書のテーマと概要の要約と議論の拡大について述べられたところで締めくくられています。第2部では、ローマ市の考古学的遺跡と帝国のほぼすべての州の地域的なパターンと特徴を明らかにしています。 各章は、そのテーマを専門としてきた著名な研究者によって執筆されています。各章の年代は正式には紀元前44年から紀元337年までですが、遺物や史料の年代が必ずしも明確ではないため、ほとんどの章では最初の3世紀を中心に、プラスマイナス50年程度の年代を記載しています。さらに、本書は豊富な図版を用い、これまで注目されてこなかった地方の新しい発見や、あまり知られていない発見なども含まれています。 本書の特長 ・ローマ帝国の人々と活動について徹底して調査しています。中心部が周辺地域にどのように影響したか(「ローマ化」)だけでなく、周辺地域がどう独自に運営され、また近隣諸国との間でどのように影響したのかについて解説します。 ・個々の地方におけるローカルなパターンを包括的に解説 ・第一線で活躍する多様な研究者による研究を掲載しています。 ・海、川、道路を横断する輸送など、帝国全体にシステムをもたらす独自の組織形態について詳細を解説しています。また、通貨制度や陶器と食の流通、軍事、建設と技術といったテーマにも着目しています。 本書は、考古学やローマ帝国氏を学ぶ院生や学部生だけでなく、マヤ文明の研究者や中世史研究者、他の帝国の構造に関する比較研究や文献を求める極東研究者、他分野の考古学を専門とする図書館などにも有益なレファレンスです。
商品コード:1033745972
出版社: Wiley
出版年月:
2024/04
ISBN-10: 1118620313
ISBN-13: 978-1-118-62031-1
出版国:
装丁: hardcover/Geb./rel.
媒体: 冊子
ページ数: 1,008 p.
ジャンル: 考古学・先史