に同じ書籍を注文されています。
再度ご注文されますか?




Becoming Human:A Theory of Ontogeny '19

Becoming Human:A Theory of Ontogeny '19

著者:Tomasello, Michael


【重要事項説明】

1.手配先によって価格が異なります。
2.納期遅延や入手不能となる場合がございます。
3.海外のクリスマス休暇等、お正月等の長期休暇時期の発注は、納期遅延となる場合がございます。
4.天候(国内・海外)により空港の発着・貨物受入不能の発生により納期遅延となる場合がございます。
5.複数冊数のご注文の場合、分納となる場合がございます。
6.美品のご指定は承りかねます。

手配先:海外仕入UK他
  • 現地価格:$35
  • お届けまでの予想日数: 2週間~3週間
  • この書籍は絶版となりました。
  • 組合員価格:¥6,380 (税込)

内容の説明

マックス・プランク進化人類学研究所の元ディレクターによる何十年にもわたる最先端の実験的研究に基づき、私たちを人間たらしめる性質がどのように発展してきたかを根本的に考察します。  人間がいかにして独特の種になったのかに関する全ての理論は、進化に焦点を当てています。マックス・プランク進化人類学研究所のマイケル・トマセロは、本書で進化に注目し、人間の特異性について補完的な理論を提案しています。旧ソビエト連邦の心理学者であるレフ・ヴィゴツキーの独創性に富んだ考え方を足掛かりに、私たちを最も人間たらしめるものが子供時代の初年の間にどのように形成されるのかを、彼のデータに基づくモデルから説明します。  トマセロは、誕生から7歳までの心理学的成長のための新しい枠組みを提案するために、約30年にわたってチンパンジー、ボノボ、ヒトの子供との実験を繰り返してきました。彼は、人間と人間に最も近い霊長類の親戚とをはっきり区別する8つの経路を特定しました。それは、社会的認知、コミュニケーション、文化学習、共同的な思考、協調性、向社会性、社会規範、モラル・アイデンティティです。これについては、偉大な類人猿はそれぞれ初歩的な能力をもっています。しかしながらトマセロは、共有される意図に対して進化する人間の能力の成熟は、人間が可能にした社会文化的な意思の疎通の新しい形を介して、これらの能力を独自の人間の認知と社会性へと変換したのだと主張します。  その最初のステップは9か月ほどで起こり、主に世話をする大人の訓練により、共通の意思が出現します。次のステップは約3歳頃に発生し、文化的知識を伝える権威ある大人や、協力とコミュニケーションを引き出す対等な者の両方を含み、集団的な意識が出現します。最後に、6歳か7歳頃までに子供たちは自分の信条や行動を自己規制し、文化的規範に矛盾しないように責任を持とうとします。  本書は、“人間になること”を現代の進化論の枠組みの中で人間の社会文化活動として位置づけ、文化がその仕事をするという状況を、生物学上どのように形成しているのかについて考察しています。

登録情報

商品コード:1027280320
出版社: Harvard University Press
出版年月: 2019/01
ISBN-10: 0674980859
ISBN-13: 978-0-674-98085-3
出版国: アメリカ合衆国
装丁: hardcover/Geb./rel.
媒体: 冊子
ページ数: 392 p.
ジャンル: 発達心理学



PAGE TOP